睡眠時間は最低でも何時間必要なのでしょうか。
ショートスリーパー
睡眠時間は一般的に短くて平均6時間は必要とされます。
人によっては、ショートスリーパー(短眠者)といわれ、
毎日3時間程度の睡眠しか取らないが普通に活動する人もいるという。
ナポレオンも3時間しか寝なかったショートスリーパーだと言い伝えられてるのは有名な話。
3時間睡眠でも眠くない理由
睡眠は眠っている間の15分、30分、45分といった周期でサイクルがある。
サイクルの周期で起きると目覚めもよくスッキリします。
昼寝や仮眠で、ふっと目が覚めたことはありませんか?
おそらくそれが15分サイクルです。
このことから3時間睡眠で足りてる人がいるというのも理論上は成り立ちます。
しかしそれは目覚めた時の感覚的、体感的なもの。
3時間睡眠でも眠くない理由にはなりますが、睡眠の間に人間は肉体や脳機能の
修復をしているとされていますので、絶対時間数を確保しないことには、
やがて健康を損なって病気になってしまったり、メンタルバランスが崩れて
精神的に鬱のような症状になってくることも考えられます。
睡眠時間が短い。でも短時間睡眠者は仮眠している
職場や電車の中でウトウトしている人を見かけませんか?
ショートスリーパーや慢性的に睡眠不足の人でも、昼寝をしている可能性があるのです。
知らずにうたた寝しているとか。
夜間3時間睡眠でも昼寝3時間ならトータル6時間、それはちょっと特殊としても、
夜間4時間で、通勤電車の往復で1時間程度寝ているなら、
それは1日の合計睡眠時間として5~6時間は寝ているとも言えるのです。
極端に睡眠時間が短い、という人でも結局は、日中に断続的な仮眠をしていて、
トータルで睡眠時間を補い充足しているということ。
それでも寝ないよりはマシです。
隙間時間に睡眠を取るのも悪くはありません。
ただ、夜間にしっかりとした睡眠時間を確保するのが理想的であるのは言うまでもありません。
そして、日常的なウトウトした、うたた寝や仮眠が、夜の寝つきの悪さや、
夜中に目が覚めることにつながりますので注意が必要。
睡眠時間として7時間程度は必要
睡眠時間には、個人差、季節、体調なども関係します。
平均としては7時間前後とされています。
長く寝すぎるのも逆によくないとされていますが、短すぎる短時間睡眠は
明らかに肉体からの健康面や精神面に悪影響が大きいと考えられます。
肉体の治癒だけでなく精神面の安定に睡眠は必須なのです。
日本人は世界で最も平均睡眠時間が短いというデータさえあります。
最低でも毎日7時間は確保したいものです。
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